会長あいさつ
山科医師会のホームページへようこそお越しくださいました。
一般社団法人 山科医師会長の髙須 雅史と申します。令和7年5月までの任期ですが山科医師会ともどもご指導ご鞭撻の程、どうぞよろしくお願い申し上げます。 現在山科区には7つの病院と100軒余りの医院があり、そのほとんどが医師会の会員で運営されております。それぞれの医療機関を管理するA会員は100名余りで、その他の勤務医が約260名所属しております。一昨年に設立50周年の節目を迎えました。私自身も山科医師会のA会員となってから21年が経過し、その間医師会と共に歩んでまいりました。 ここで山科医師会や医師会員が行っているいくつかの事業をご紹介いたしましょう。昨年に山科区は京都市内では東山区を追い越して最高齢率の地域になりました。山科医師会内には京都市から委託を受けた在宅医療・介護連携支援センターがあり、介護支援専門員を配置して超高齢社会における山科地区の在宅医療・介護を推進、サポートをしています。 また、京都市の特定検診事業を行っておりますし、市民公開講座や糖尿病教室の開催、京都市学校検診事業、介護認定審査会のサポート、医師会員への医療情報の提供、京都府下の医師会員を対象とした勉強会の開催など様々な活動をしております。 現在社会には医療に関する様々な問題が存在します。感染症の流行はその中でも大きな問題ですが、新型コロナウイルス感染症に対して医師会員の医療機関ではワクチン接種や発熱外来などの医療を行っています。新型コロナウイルス感染症は令和5年5月から感染症法の2類から5類に引き下げられたとはいえ未だに流行の波が見られます。まだまだ個人の予防が大切です。 また、令和6年元旦に発生した能登半島を中心とした地震では多数の死者が出ました。被災地域ではいまだにライフラインが寸断されたままで避難生活を余儀なくされている方が多数おられます。山科医師会の会員からも被災地の災害医療に参加している先生がおられます。 医師会では災害時医療担当の理事を置き、自然災害や生物災害の発災時に地域医療を支えるべくその対策にも取り組んでいます。 この他にも医師会の活動はありますが、医師会は山科地区の医療の発展と住民の皆様の健康維持に貢献できるように活動をしています。これからもどうぞ医師会の活動に対しご理解いただき、ご協力をお願い申し上げます。山科医師会会長 高須 雅史
令和6年2月14日